0から1への1、99から100への1

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こんばんは。

R-FORCE西川です。

サンタさんにお嫁さんをお願いしたのですが、今朝枕元にはだれもいませんでした。

サンタさん、大嫌いです。

 

さてさて、今日はタイトルにもある『1』のお話です。

かれこれ10年以上も前になるでしょうか、尊敬し大変お世話になっている先輩からこんな言葉をいただきました。

「お前の指導は0から1にすることに関しては素晴らしいものがある。だけど、99を100にする力はまったくない」

ここで言う『0』とはまったく泳げない初心者スイマーの方、幼児などで水慣れから始めたお子様のことを指しています。

このころすでに選手やマスターズの方も見させていただいていたのですが、その辺りの力はまったくないと評価され、努力が足りないとアドバイスされたんですね。

悔しかったですね。もう本当に悔しくて、ただただその先輩に対して腹を立てていました。

そのとき、先輩に対してこんな質問をしたのを覚えています。「じゃあなんすか?0から1にするコーチより99を100にしたコーチが偉いんすか?」

喧嘩腰でしたね(笑)

返ってきた言葉も忘れません。

「そうだよ」

一蹴です(爆)

もちろんそんなことはないのですが、あのときは先輩もイラっときたんでしょうね。

悔しさからなにをしたかというと、来る日も来る日も本を読み、その先輩が読んでいる本を買い実際に身体を動かす。

絶対に認めさせてやる!

そんなことを何年続けたのかは覚えていません。

自分が掲げた目標はジュニアオリンピックで金メダルを獲る選手に関わること。つまりこの時点でジュニアオリンピックの金メダルが自分にとって『100』になったんです。

そうこうしているうちに長年お付き合いさせていただいている選手がジュニアオリンピックで銅メダルを獲得するまでになってきました。

この時点で79を80にするぐらいの力がついてきたのかな?

しかしここからが大変。なにをやっても泳ぎが変わらない。なにを言っても選手の心に響いてないのがよくわかる。

ここからまた違う勉強。解剖学や生理学、心理学、栄養学、まったく関係のなさそうな小説など。

そんな最中、ひとりの救世主が現れます。

長年見させていただいている選手より先にこの救世主がジュニアオリンピックの金メダルを獲得したんです。

どういうことか?

正直、これはこの救世主的な選手の力が99パーセントといっていいでしょう。

これほどの選手ですから、見た瞬間に「いけるんじゃね?」という感じはありました。

それでも数年前の自分なら「いやいやこんな選手、僕には見れません」って言ってたでしょうね。でもこのときは思わなかった。「行ける!やれる!」これだけでした。

つまり79、80、81、82、というあたりの勉強をしていたら、99の選手が相手でもビビらなくなってきたということです。

その1年後、長年一緒にやってきた選手もついにジュニアオリンピック2冠を達成しました。大号泣です。

作り話のような話ですよね。

でもこれ、すべて本当なんです。

ここで選手のみんなにいいたいのが、自分が立てた目標が100だとして今の自分はいくつなのか、それをしっかり把握すること。

それがわかると今やらなきゃいけないこと、やっちゃいけないこと、やらなくてもいいこと、こういうものがはっきりしてくるんです。

一生懸命練習だけに集中することもいいことです。

でももう、君たちはそのレベルを超えてるのかも知れないよ!

70まできてるのに50あたりことを意識しているのかも知れない。

お父さんやお母さんに言われることなく、自分自身の現状を見直してみようよ。そこからまた新しい行動を始めたらいい。

ジュニアの選手には少し難しい言いまわしになったかも知れません(文章力の問題もあり)。

オレはこうやって目標を達成した!お前らもやれ!

って話です(爆笑)

偉そうなことを書きましたが、伸び悩んでる選手へのクリスマスプレゼントです。

みんな頑張れよ!

 

ちなみに、JO金を取った後の先輩のお言葉は「1000人に1人、だれが見ても速くなるやつがいるんだよな」でした。

自分も次の目標に向かってがんばります。

先輩、いつも本当にありがとうございます。

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メリークリスマス!

 

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