年齢を考慮したドライランド

簡単解剖学

おはようございます。

今日から少しずつマジメな話も書いていこうと思います。

昨日、インスタでふざけ倒したらじゃないですよ(笑)

 

で、今日は筋力トレーニングのお話。

筋トレって小さい頃からやった方がいいの?やらない方がいいですよね?

なんて質問をいただきます。

これ、結論から言っちゃうと年齢によってやり方を変えればやっていいと思ってます。

多分、「筋トレ」って言葉がよくないんですよね。

「筋トレ」って言っちゃうとどうしてもボディビルダーのトレーニングのように器具を使ってってイメージになっちゃうと思うんです。

もちろん、器具を使った所謂、筋トレも年齢を重ねて行けばやっていいし、むしろ目的をはっきりさせてからはやった方がいいと思います。

そこで、簡単なんですが、年齢を考慮した筋力トレーニングの表を作ってみました。

*参考文献:スイミング解剖学

年齢 考慮すべき内容
7歳以下 ・基本的なエクササイズ*1を重りなしやほとんどなしの状態で行う
・トレーニングの概念を身につける
テクニック*2を覚える
自重*3のトレーニング
パートナーエクササイズ*4
・非常に軽い負荷でのエクササイズ
・負荷は低いままで行う
8~10歳 ・エクササイズの数を徐々に増や
・持ち上げる動作のテクニックを練習・持ち上げる動作のテクニックを練習
漸増負荷*5を開始
・エクササイズは簡単なもののまま
・負荷量を徐々に上げる
・エクササイズがもたらすストレスへの耐性を注意深く監視する
11~13歳 ・すべての基本的エクササイズを教える
・各エクササイズで漸増負荷を継続する
・テクニックを追求
・軽い負荷または負荷なしでより高度なエクササイズを導入
・負荷量を増やす
14~15歳 ・より高度な若者向けのレジスタンストレーニング*6へ進める
・スポーツの動きに応じた要素を追加
・テクニックを追求
・負荷量を増やす
16歳以上 ・背景となる知識をすべてマスターする
・基本的なトレーニングを経験する
→大人の入門レベルのプログラムに進む

ちょっとわかりにくい専門用語が多いですね。解説して行きます

*1:種目だと思ってください。ex)腕立て伏せやスクワット
*2:簡単に言うとやり方、体の動かし方です
*3:自分自身の体重を負荷として使うことを言いいます。なので、重りや器具は使わないトレーニングになります
*4:2人で行うトレーニングです。ex)手押し車
*5:負荷を少しずつ上げていくことを言います
*6:レジスタンス=抵抗。筋出力や筋肥大を目的としたトレーニングの総称。ウエイトトレーニングと考えてOK

こんな感じで年齢によってやることを変えていかなければいけなんですね。

特に重要なのが、絶対に無理をしてはいけないということと、あくまでもスイム動作の向上を目的として行うこと。

このトレーニングはクロールのこの動作の時の動きだな。とか、これをやれば平泳ぎのキックが強くなるんだとかね。

間違えても小さなうちから筋骨隆々になろう!なんて思っちゃダメだよ。

 

というわけで、今回はここまでにしておきます。

カテゴリーを『簡単解剖学』にしてシリーズ化して行きますね。


参考文献:スイミング解剖学

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