導入は慎重に

水泳小話




おはようございます。

今朝は「導入は慎重に」ってお話。

なんでも新しいものを取り入れるときは慎重に行かないといけませんよね。

自分の性格からいって一番嫌いなこと。思い立ったら一気に行きたい。

なんだけど、こと水泳のこと、選手相手になるとそうもいかないし、そこだけは自然と慎重になってしまう…笑

例えば、新しいドリルの導入。

自分のようなパーソナルコーチはトレーニング的な練習を行うことは少なく、悪い癖を見つけてそこをいろんなドリル、いろんな説明方法で直しにかかったり、ストロングポイントを見つけてそこを強化するドリルを当て込んで行ったりと言う感じでウィークポイントの克服とストロングポイントの強化を図っています。

なのでいろんなドリルを研究しつつ、しっくり来たものを使っていくのですが、マンネリ化も防ぎたい。

そこで新しいドリルを導入するときはどうするか。

まずは本や雑誌でいろいろな先生方が使っているドリルを拝見。

これを一度パソコンに自分の言葉で打ち込みます。

次に自分の言葉でまとめたものを印刷し、それを見ながら陸上で動作の確認。

なるほど、これだと胸郭開くよね〜。

なんて自分で納得したら、お絵かき。

上手い下手は別として(こう書くってことは決まって下手)、絵で描いてみると理解度も増しますね。



ここまで来たら、今度は泳ぐ。

泳ぐって言ってもガンガントレーニングってわけじゃなく、12.5m単位でじっくり何度も確認。確認してるうちに、あれ?このドリルここも意識できるんじゃない?なんてなってくると、1つのドリルで二度おいしい思いも出来ちゃいます。

これでやっと選手に使えるのですが、まず使う相手を選ぶ。自分の中では3人と決めていています。ドリルに対する理解度が高い選手、言葉を持っている選手。

もちろん、むやみに試すのではなく、その選手に必要なドリルを選び、その選手の泳ぎが変わったり、いい意見をもらえればどんどん使っていくといった感じです。

じゃ、ここで選手がしっくりこなかったら?って思いますよね。

そしたらそのドリルはボツ。

ではなく、自分の説明と理解度が足りないと考え、もう一度説明の仕方を研究し直すって感じですね。

ただ、骨格やキックの強さなどでこの選手にこのドリルは向かないなって言うのはあるので、個々に合わせたドリルをチョイスするのも重要ですね。

と言うわけで、今日はドリルの導入方法を書いてみました。



 

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